TEDに参加してみた

私はJustGivingにおいて
100箇所の職場体験、現場体験してきます
という挑戦を通じてピースウィンズ・ジャパンへの寄付を集めています。
今回はその25箇所目となります。過去の体験はこちら

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TED???

最初にTEDを知ったのはYoutubeで誰かのプレゼンを見てだったと思う。
えらくプレゼンがうまい人がいるんだなーと思ったもんだ。でも自分とは関係ない世界だった。

で、昨年どうやら東京でもやっているらしいということを知ったが、どうやって参加すればいいか皆目わからなくてそのままだった。

そして、今年、招待状がいきなり届いた。
どういう仕組みかわからないけど、いきなり届くのね、あれ。
聴衆は300人限定ということなので、選んでいただき本当にありがたかったです。

そりゃもう、喜び勇んで参加しました。

とはいえ、お恥ずかしながらTEDについては実は全然わかってなくて、いったい誰がどういう目的でやっていて、なにをやるイベントなのかもわからずの参加でした。

というわけでおさらい。

http://ja.wikipedia.org/wiki/TED_(%E3%82%AB%E3%83%B3%E3%83%95%E3%82%A1%E3%83%AC%E3%83%B3%E3%82%B9)

TED (カンファレンス)

TED(てど、英: Technology Entertainment Design)とは、アメリカのカリフォルニア州モントレーで年一回、講演会を主催しているグループのこと。
TEDが主催している講演会の名称をTED Conference(テド・カンファレンス)と言い、学術・エンターテイメント・デザインなど様々な分野の人物が講演を行なう。講演会は1984年に極々身内のサロン的集まりとして始まったが、2006年から講演会の内容をインターネット上で無料で動画配信するようになり、それを契機にその名が広く知られるようになった。
講演者には非常に著名な人物が多く、例えばジェームズ・ワトソン(DNAの二重螺旋構造の共同発見者、ノーベル賞受賞者)、ビル・クリントン(元アメリカ合衆国大統領、政治家)、ジミー・ウェールズ(オンライン百科事典Wikipediaの共同創設者)といった人物が講演を行なっている。
講演会に出席するには年会費6,000ドルを支払って(日本円で約48万円)TEDの会員になる必要がある。(1ドル=81円換算)

簡単に言うと
・いろんな人がプレゼンをする場。
・日本では3年前からやってる
みたいだ。
日本の参加費は無料でした。少なくとも俺は。

さて、TEDに参加

朝9時からということで、会場であるお台場のみらい館に到着。
ねみい。

写真撮影禁止ということで現場の写真はお届けできないわけですが、かっこいい会場です。
なんとなくアメリカの大学の教室、みたいな。アメリカのが大学行ったことないからイメージで言ってますけど。

参加者(聴衆)

聞く側の参加者は約300人。
外人率は半分くらいですかねえ。知り合いも20人くらいいましてうれしかったです。知り合いは基本ネット系の人ですね。あと、VC系の人も数名いました。どういう基準で選ばれているのかイマイチわかりませんが、知り合いベースかなという感じです。

さて、いよいよ開始

さて、TED開始です。
まずはパフォーマンスから始まりました。TED自体は4部に分かれていましたが、各部、はじめとおわりはアーティストのパフォーマンスが行われていました。これは大変すばらしい演出だと大変感心しました。真似したい作りです。
僕はヨーヨーの人と、ディジュリドゥを使ってた方を気に入りました。すごかった。

プレゼンテーションは大体6分から12分くらいです。人によって持ち時間が決まっているみたい。
これは非常に素晴らしいフォーマットでした。
ものすごいゲストでも、あんまり知らない人でも10分程度。すごいゲストとか呼んだら普通1時間とか時間とっちゃうじゃない。でも違う。このメリットは非常に大きい。

・1日にたくさんの人のプレゼンを聞くことができる
・10分程度にまとめるので、本当に内容が詰まった濃いプレゼンになる
・たとえつまらないプレゼンでも10分程度で終わって、次の人に移り変わる。

結果的に眠くならないんですよ。
※ただし一人、猛烈に睡魔に襲われるプレゼンがあったけど、次の人が面白くてすぐ目が覚めたし。

基本英語でたまに日本語の人もいらっしゃいます。
内容としては、技術的なものもあるし、哲学的なものもあるし、芸術的なものもあるし、本当にいろいろ。
ただ、こんなに儲かりますよー、という視点じゃなくて、世の中をよくするためにこんなことできるよねー、的なベクトルで統一されているきがしました。まあ、これは俺の勝手な解釈です。なんか優しいいい人が多かった。自然とかすごい大事だよね、みたいなメッセージも多かったです。

というわけで、僕が今回気に入ったプレゼンをいくつか。

最もスタンディングオベーションが多かったプレゼンはMIT石井先生
TEDxTokyo - Hiroshi Ishii - The Last Farewell - [English]

この職業体験でもお世話になりました藤井先生も参加!会場オオウケでした。
TEDxTokyo - Naotaka Fujii - Whole Brain - [English]

プレゼンが一番うまく、そして資料が素晴らしかったのはこれ。学ぶところだらけ。
TEDxTokyo - Garr Reynolds - Lessons from the Bamboo - [English]

いやあ、みんなすごいなあ。話している内容はもちろんのこと、プレゼンがすげえ。
やっぱり練習しないといかんなあと思った。
しかし英語でプレゼンできる日が来るんだろうか、おれにも。。。

ランチタイム

ランチタイムは近くの公園で、太陽の下で食べる。
これまた大変よろしい。とにかく全体的にイカしてる。
ランチタイムが長いのもいい。来場者とコミュニケーションがとれて、とてもいい。非常に勉強になるオペレーションだ。うんうん。

運営について

運営費はスポンサーによってまかなわれているとのことで、参加費は0円でした。
そして、運営スタッフは完全にボランティアだそうです。
スタッフの皆様、素敵なイベント、本当にありがとうございました!

感想

TEDへの参加は本当に震えるほど最高の体験だった。
理由を考えたんだけど、僕的にはこんな感じ。

・知らないことを知ることができたから(これが一番でかい)
 →出演者のクオリティが一定以上に担保されている。内容もプレゼン技術も。

・飽きさせない仕組みがたくさんあったから
 →出演者のクオリティ
 →時間配分
 →パフォーマンスとの組合せ

・選ばれた感があったから
 →参加できる事自体が喜び的な感じがあった

来年も是非とも参加したいもんです!