声優を体験してみた

私はJustGivingにおいて
100箇所の職場体験、現場体験してきます
という挑戦を通じてピースウィンズ・ジャパンへの寄付を集めています。
今回はその36箇所目となります。過去の体験はこちら

※職場体験をなんでしようと思ったのか、はこちらを御覧ください
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僕が取締役をやっている会社のスタッフで声優のひとがいる。
その会社に遊びにいくと、

「おざわさん、お疲れ様です〜♡」

と、いわゆる声優声で言ってくれるのが面白くて、何度も言ってもらっていた。
ちなみに彼女はコールセンター業務でして、とてもお客様ウケがいいのだという。やっぱり声って重要ですね。

しかし、声優ってなんか独特じゃないですか。声の出し方とか、感情の起伏とか。
そんなこんなで、今回は声優を体験してみましたのでレポートいたします。

アレンジしてくれたのはオトバンクさん!

今回の声優体験にご協力いただきましたのはオトバンクという会社です。
サービスとして読書エンターテイメントアプリ「朗読少女」やオーディオブックの配信サービス「FeBe」を運営していらっしゃいます。

オーディオブックという書籍を声優に読んでもらっていう商品を販売しているとのことで、今回はその声優さんにチャレンジです。

さて、何を読もうか

声優をやるにあたり、なんの声優をやるかってとても重要じゃないかと思ったわけです。
なんでもいいですよー、といわれたものの、アニメ声とか出せないし、バトルものとか恋愛ものもきつそうだし。
で、いろいろ迷って、「白雪姫」にしました。


なんか有名なシーンやりたかったんですよ。鏡よ鏡よ鏡さん、とか有名じゃないですか。
というわけで、白雪姫になるぞ!

ただ、本をそのままやると長すぎるので、オトバンクの中川さんに台本を書き起こしていただき適度な短さにしてもらいました。

登場人物がいるなあ

さて実際に声優をやるにあたって必要なキャストを考えます。

ざっくりと、ナレーターと登場人物なわけですが、白雪姫ってわりと登場人物が多いんですね。

小人とか、鏡とか、王子様とか、悪い王女とか。
小人とか7人もいるじゃないですか。うーむ。

ということで、友達たちにお願いしてみました。
ナレーターは肝なのでプロにお願いさせていただきました。

というわけで準備も整いいよいよ収録です。

スタジオへ

オトバンクさんの社内にスタジオがあるので、そちらでお世話になるとこととなりました。
こちら、久保田社長。


台本書き起こしからとにかく全てお手伝いいただいた中川さん

お世話になります。ありがとうございます!

さて、気が利くといっていいのか、余計なお世話なのか、私には衣装が用意されていました。
うーむ、声優なのでいらないと思うんですが、とりあえず用意いただいた方の気分を害するわけにもいきませんので、着替えます。



うーむ、胸があるじゃないか!

読み合わせ

まずはプロデューサーからの説明があります。


実際に収録する前に、台本をみながら読み合わせをしました。




正直、かなり恥ずかしいです。参加者の皆さんも慣れないせいもあり、声がでなかったり、感情を込められなかったりしてかなり苦戦。
配役を入れ替えたりして、準備をしていきます。私もまったくキャラ設定ができず、苦しみます。

全然決まらん!

しかし、この期に及んで「鏡よ鏡よ鏡さん」という名セリフが白雪姫のセリフじゃないことに気づいてしまい、絶句。
あれって悪い王女様的な人だったのですね。。。おかしいな。白雪姫選んだ意味がなくなっちゃったな。

収録開始

読み合わせが終わり、いよいよブースにパートごとに入り、録音していきます。
それぞれの役の人に、総合演出を兼ねる私が指示を出させていただきながら収録を進めます。
意味もなくダメ出しをしたりして、なかなか楽しいです。





もうちょっと感情を強めにだしてください

うーん、どうも思ったような表現にならないな


もっと激しく!もっと激しく!


7人の小人のみなさん。なんだか狭くて大変そうです。


大役である鏡役を終え、すっきりした顔の酒井弁護士。

僕も録音

そしていよいよ白雪姫の出番です。


まあ、あれですね。基本オトコがオンナの声を出すのでだめですね。じゃあそんなの選ぶなよ、って話なんですが。
安田大サーカスのクロちゃんみたいになります。

難しいところ

やって幾つかわかったことです。
まあ、なにが難しいってオトコがオンナの声を出そうとするのがダントツ難しいわけですが、それは置いておいて

・感情を込めるのが難しい。
すごく抑揚をつけながら感情を表さないと、あまり伝わりません。必要以上に声を荒げたり、不安な風にしたり、実際にやったら周囲の人が引くであろうくらいやらないと伝わりづらいです

・テンポ
普通のテンポで話すと早すぎるような感じがするし、ゆっくり話すとそれはそれで不自然だし。テンポは難しいです。

・間のとり方
間、いわゆる空白の時間のとり方が難しいです。ため、というか。つい、間をとらずにしゃべり続けてしまいたくなるんですが、間をとることで深みとか、なんつーか、味わいをつけることができるような気がします。この間が難しい。プレゼンテーションでもおんなじこと思うんですよね。オレはついついマシンガンのようにしゃべり続けるタイプなので、これは特に難しい。


とにもかくにも収録は無事終了。あとはプロデューサーの編集作業にお任せ!

久保田社長、ありがとうございました!

というわけで、出来上がりをどうぞ

今回の白雪姫はこちらで聞くことができます!
白雪姫が完全に安田大サーカスクロちゃん状態なので、覚悟してください。

それにしても編集能力がスゴすぎてびっくりしました。効果音とか入るとすげえそれっぽいです。
まあ、僕のパートはさておき、結構それっぽくしあがっております。いやあ、すごい。

そして、はじめてオーディオブックを真剣に聞いてみましたが、これは面白いですね!
電車乗りながら、車乗りながら、たしかにしっかりと頭に入りそうです。ふーん、知らなかった!
倍速モードとかあるようですのでそれもおもしろい。




ダウンロードはこちらから
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俺たちの白雪姫
※ダウンロードに際してカードの登録等必要で若干ハードルが高いんですが、そこは軽々と乗り越えてください!
※ちなみに2012年10月15日までにダウンロードいただくど、300円分のポイントがつくらしいです。




FeBeのトップはこちら
※「もしドラ」のオーディオブックとかもありましたので作品を見てみてください。


さて、オトバンクさんから太っ腹企画開催中!こちらも4649!

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締め切りは2012年9月末までなので、お早めに!


お世話になったんだから、宣伝するのは当たり前である

9月24日17時35分更新

オトバンクさんのご好意でYoutubeにサンプルをアップしていただきました。
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俺たちの白雪姫サンプル


9月25日18時更新

さらにご好意でロングバージョンをYoutubeにアップしていただきました!
俺たちの白雪姫ロングバージョン