映画俳優を体験してみた

私はJustGivingにおいて
100箇所の職場体験、現場体験してきます
という挑戦を通じてピースウィンズ・ジャパンへの寄付を集めています。
今回はその34箇所目となります。過去の体験はこちら

※職場体験をなんでしようと思ったのか、はこちらを御覧ください
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今回は軽めで失礼します。
実は書くのは諦めてたんですよ、この映画ネタ。とある事件があって。
でも、友達がとある情報を教えてくれて、それがあまりにびっくりしたので、せっかくだから書きます。


ナイト・トウキョー・デイ

死ぬまでにしたい10のこと」という映画が代表作のイザベル・コイシェさんというスペイン人の女性映画監督がいます。
その方が日本を舞台に映画を撮影するということになり、私の知人がそのコーディネートをしていた関係で

「エキストラやってみない?」

というお話をいただきました。2008年くらいの話です。
菊地凛子さん主演の「ナイト・トーキョー・デイ」という映画です。



エキストラで参加しました

で、私も2日間くらいエキストラとして撮影に参加したんですよ。友達10人くらいで。
もちろん映画なんて初めての経験だし、とても楽しかったです。同じシーン何度も撮影しなおしてね。ほんとにこうなんだーなんて思ったりして。菊池さんも現場にいらしてね。監督もいい方で、おもしろかったです。

ただ、まったくのエキストラでして、出ているかどうかすらわからない感じなのもまあ予想通りというか、こんなもんだろうな、と思っていました。




カンヌ受賞

そして映画ができあがりまして、第62回カンヌ国際映画祭コンペティション部門で上映され、フランス映画高等技術委員会賞という快挙です。
カンヌで受賞できる作品にちょっとでも関われたのはうれしいなあと思っていて、上映を楽しみにしておったわけです。



ここで事件勃発

さあ、あとは日本での公開を楽しみに待っていたわけですが、ここで事件が起きます。
かの有名な押尾学事件です。

この映画、押尾学さんが出てたんです。
おかげ様で、押尾さんの出演シーン全てカット。日本での公開もなし(もともとあったのかどうかはよくわかりませんが)。
よって、わたくし、映画を見ておらず、こんにちを迎えております。まあ、どうせエキストラだし、写っていても後ろ姿とか腕の一部だろうくらいだったので、特に深追いもせず、でした。

そういうわけで、この「職場体験」への投稿もしてなかったんです。

友人からの通報

そして、先日、友人から一本の連絡がありました。

「あの映画、実は日本で見れますよ!しかもHMVのサイトで解説が詳しくでています」

と。

ほほう、それは知らなかった。
早速そのサイトを見に行ったら、確かに詳細な解説、感想が掲載されておりびっくりした。
しかし、読み進めていくうちに、

なんだこれは!

という驚愕の写真が掲載されておりました。

詳しくは実際のサイトをみていただけければと思います。
私、確かに女体盛りのシーンのエキストラでございました。しかしこのような形で自分を確認すると思わず、本当に驚きました。

不幸にも私がなにかしらの事件を起こしてしまった時に、こちらの写真が報道で使われることは本当に避けたいと願わずに入られません。
まったく情状酌量等がいただけないとおもいます。
ただもう出てしまったものは仕方ない。

ということで、詳細はこちらでご確認下さい。




HMVオンライン 「菊地凛子が殺し屋に 『ナイト・トーキョー・デイ』




いやあ、それにしても驚きました。
ちなみにこのシーン、このあと、女体盛りの寿司をみんなで投げ合うというさっぱりわからない展開になるのですが、5回くらい撮り直しがあり、その都度新しいお寿司を女性の上に載せる、という作業を繰り返しておりすげえ時間がかかりました。映画って大変だなあと思いましたが、女体盛りの寿司を外人と投げ合うという稀有な体験ができたことも確かです。

さらにちなみにですが、わたくし、映画はまだ見ていません。


映画を見ました(6月11日追記)

さて、友達がDVDを持ってきてくれたので映画を見ました。
なんと申しますか、すさまじい映画です。難解なのか単純なのかわかりません。
シュールであることは確かですが、シュールという言葉だけでは許されないなにかがあります。

ちなみに私は女体盛りと会議シーンの2ヶ所に出演しておりました。
オープニングの女体盛りシーンでは外人と乾杯とかしちゃってて、一応演技らしきものをしててちょっと恥ずかしいです。
友達もけっこう出てたので面白かったです。