有田焼を体験してみた
私はJustGivingにおいて
「100箇所の職場体験、現場体験してきます」
という挑戦を通じてピースウィンズ・ジャパンへの寄付を集めています。
今回はその21箇所目となります。過去の体験はこちら。
僕がろくろまわしがエロチックである、という認識をしたのはゴーストという映画でした。
ゴーストは最近テレビでもやっていたから見た人もいるかもしれません。ろくろを回しながら恋人同士が土と指とを絡ませてヌメヌメやっておりましたね。たしかにいやらしいですな。あれ以来、「ろくろ」という言葉を見たり聞いたりすると必ずいやらしい気持ちになってしまいます。そもそも「ろくろ」という言葉はたしかになんとも言えないエロチックな響きがあるような気もします。ええ、たしかにします。
そういえば公開当時大学生だったオレはもちろんゴーストを見に行きましたが、映画の最中にオレの連れとは反対となりに座っていた見知らぬ女性が突如
「やめてください！」
といって大声を上げたわけです。
映画館中の視線がその女性およびその女性の両隣にすわっている男（つまりひとりはオレ）に集まったわけです。当然、オレの連れもオレを見ましてね。もちろんオレは
「違う、俺じゃない違うんだ！」
的な理解を促す哀願的な視線をほうぼうにとばしていたわけですが（その間0.5秒程度）、結果的には反対側の男が脱兎の如く逃げ出しまして劇場内は大混乱ですよ。オレはほっとしましたけどね。それがゴーストの思い出です。
完全に話がずれましたが、今回はそんなろくろを使った有田焼の体験をしてまいりました。「そんなろくろ」っていわれてもねえという感じでしょうけど。
佐賀にとんでもないものがありやがる
ろくろ体験をするのにどこがいいかと色々ヒアリングした結果
なるところがいいと聞きましたので、早速決定。
到着。
ふむふむ。
いろいろあるな。
ん？
ん？
なんだこれは。
とんでもないものがあるぞ！城ですか？城なんですね？！
うーむ、やっちまったなー、おい。
このお城は「ツヴィンガー宮殿」というらしい。うーむ。
工房発見
そんな無茶苦茶な城の横にこれまた突如有田焼工房があります。カオスです。
ごめんくださーい。
ろくろ体験はお金を払えば誰でも体験できまっせ。
しかしすいている。恐ろしいほどすいている。
じゃ、やってみよう
まずはお着替えですよ
でた、エロチックろくろ。いや、そんな名前じゃないけども。ろくろ。
先生のお手本
まずは親指入れて、穴あけて。
両手で丁寧に広げていきます
上手上手。感動的に上手
出来上がったお皿に糸をからめて
先生うまいっすね
オレの出番
さあさあ、ゴーストのように優雅にやりたいものです。レッツスタート！
まずは水に手をつけまして
指をいれて穴をあけていきます
ぐるぐるーぐるぐるー手伝ってもらいながら
ぐるぐるーぐるぐるーしかしなんとか穴を広げていきます
ぐるぐるーぐるぐるーでもやっぱりだめで先生に手伝ってもらいながら
ぐるぐるーぐるぐるーさも自分で作ったかのような出来上がり
判定「難しい」
さらにぐるぐるやっていたら
気づいたら、アジアからの観光客とおぼしき方々があつまってきましてね、最終的にはこんなことに。
写真撮られまくり
はい、私、日本の有田焼のマエストロということで彼らの心に深く刻まれたことでしょう。
まあぐるぐるやっていますと、なんとかなるものでして。
なかなかよい皿ができました
できました！
オレの3作品。すごいっしょ。
しかし最後に作った湯のみは完全に壺というか土器。かつ、爪の跡つき。
これはどうなる？
2ヵ月後、焼きあがったものが送られてくるそうです。
異常に楽しみです。
出来上がったら写真アップしますね！壺が楽しみにで仕方ない。
結論
ゴーストのように後ろから手をまわしてやったら確実に壊れます。
無理だよあんなの。一応近いシーンはこれか。
違うか・・・
最後に
‐有田ポーセリンパークはとにかくすいている。
‐城がまじで笑える
‐有田焼のろくろ体験は最高に楽しい。ぜひともおすすめ
だれでもお金払えばOKさ！
