阿波おどりを体験してみた
私はJustGivingにおいて
「100箇所の職場体験、現場体験してきます」
という挑戦を通じてピースウィンズ・ジャパンへの寄付を集めています。
今回はその15箇所目となります。過去の体験はこちら。
※職場体験をなんでしようと思ったのか、はこちらを御覧ください
Japanese Traditional Dance; Awa Dance: 阿波踊り / Conveyor belt sushi
あたし、お祭り大好きです。大大大好きです。
子供のころは地元である成田山のお祭りに参加して山車を引いていました。最近では札幌のよさこいソーラン祭りに踊り子として参加していました。
2006年よさこいソーラン参加時の写真
なんだこれ。でもまあ、こんなんだったな。
さてさてお祭り好きとしてはもっとたくさんの有名なお祭りに参加したいと思いますが、当然というか有名なお祭りというのは通常敷居が高くて、地元民じゃないと参加できなかったり、一年間みっちり練習しないと参加できない、というお祭りは割と多くあります。部外者である私が軽い気持ちで「参加したいなー」などと言おうものなら、実際言ったこともあるんですが「なめんな!よそ者が!」と切れられるイメージがあったりします。こわい。こわい。
そんな中で、阿波おどり。誰も彼もウエルカム、という異常に門戸が広いお祭りです。なにせ「踊る阿呆に見る阿呆、同じ阿呆なら踊らにゃ損損」というぐらいですから。
というわけで、阿波おどりの参加レポートでございます。
■阿波おどりについてのポイント
<阿波踊りとは>
「阿波踊り(あわおどり)とは約400年の歴史があり、徳島県(旧・阿波国)内各地の市町村で開催される盆踊りである。なかでも徳島市の阿波踊りが県内最大規模で最も有名であり四国三大祭り、日本三大盆踊りのひとつに数えられる。また三大阿波踊りとして徳島、高円寺、南越谷の各阿波踊りが挙げられる。」
Wikipedia 阿波踊りより。詳細はこちらをごらんください。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%98%BF%E6%B3%A2%E8%B8%8A%E3%82%8A
<場所>
私は、本場徳島に行ってきました。
まさに徳島県徳島市、中心地で行われております。
<日程>
毎年8月12日〜15日で固定。
私は12日、13日の2日間参加しました
<参加方法>
阿波踊りは「連(れん)」という単位のグループでの参加になります。
私は知り合いがいる「東大連」という東京大学の学生とOB、その他関係者で構成される連に参加しました。かつて東大医科研の研究員をやっていた私としてはギリギリ参加資格あり、ということで。ちなみに報道発表によると2010年は1000の連が参加したそうです。踊り子の総数はなんと10万人!みんなやっぱり踊る阿呆だ!
東大連にはチームラボの猪子がいます。今回は猪子が誘ってくれました。
みなさんがもし阿波踊りに参加したいと思ったら、どこかの連に所属する必要があります。知り合いの徳島出身者に相談すればきっとどこかの連を紹介してくれることでしょう。もしもまったく徳島出身者に知り合いがいない、連がみつからない、という場合でも大丈夫。初心者OK、誰でもOKという「にわか連」がそんなあなたを暖かく迎えてくれます。
http://www.city.tokushima.tokushima.jp/kankou/awaodori/niwakaren.html
とにかく、誰でも、素人でも、よそ者でもウエルカムな、とってもやさしいお祭りでございます。
<踊り>
二拍子のリズムに乗って、両手を上げて、右手と右足、左手と左足を交互をなんとなく前に出ていくとそれはもう阿波踊りですよ。俺なんてスペシャルいい加減。でも、誰も気にしなーい!
※詳しい踊り方はこちら。⇒阿波踊り総合研究所
連によってはすごい練習しているところはもちろんあります。そういう連はすばらしく綺麗ですし、見ていて気持ちイイです。
さて、参加
というわけで、8月12日から2日間にわたって参加です。
で、結論からいうと
阿波踊り超楽しい
です。まじ、やばい。その結果ですね、写真があまりないんですよ。興奮し過ぎで撮れなかった。あと、下戸の私が飲まされまして、不覚にも酔っ払ってしまいました。ということで、あまり写真がありません。
なぜそんなに楽しいのかはちょっと後回しとしてとりあえず、ある写真だけでも紹介ね。
■まずは衣装を手に入れる。
参加させていただいた東大連御用達のお店でハッピ等をゲット。
■ゆるゆる集合
なんとなく集合しまして、みんなで練習します。初心者もたくさんいますので。ただ練習はたった15分。これで全て完了。そして、ここがポイントなんですが、みんなこの時点からすげーーーーー、酒を飲みます。
これが阿波踊りスタンダードなのか、東大連だけなのかいまいちわからなかったのですが、どうやらあとあと東大連だけじゃないか、ということがわかりました。
■踊り場に移動
阿波踊りはいくつかある演舞場を歩きながら踊っていきます。
■でかい演舞場
こういうところはギャラリーがたくさんいます。そんな中、私のような素人が踊ってもOKなのが阿波踊りのいいところ!みんな温かいよ!
あとはもう、踊る阿呆でございます。いろんな演舞場回って、踊らせていただきます。踊っている写真ないなー。
すっかり意気投合したウルフルズのリーダー、ウルフルケイスケさん。猪子に誘われて東大連に参加してました。
東大連はいたるところで飲みます。肩車して、一升瓶でイッキして飲みます。
まあ、そんなこんなで大体22時過ぎまで踊って飲んで、あとは解散です。
解散後も徳島市内をウロウロ、大騒ぎして遊びます。これまた楽しい。
なんで阿波踊りは楽しいのか
というわけで、写真もないし、あまり楽しさが伝わらないかもしれませんが、本当に楽しいんです。
東大連には百式の田口さんも参加してまして、やっぱりblogで「楽しい」と書いています。
【写真があまりない旅行記】 徳島の阿波踊りを初体験してきたよ!
で、なんで楽しいのか、の感想。俺的な。
- とにかく誰でも参加できる
よそ者扱い、まったくされないんですよ。踊りは簡単だし、誰でも踊りの輪に入れっていってくれるし。
とにかく「みんな参加しなよー」っていうのがすべての部分で徹底されていて、素晴らしいの。うれしいの。ホスピタリティっつーかなんつーか。
- 平和ムードたっぷり
ギスギスしたムード0。緊迫感0。だんじりとかって男の荒々しさとかでるじゃない。そういうの0。すげえ平和。チャンカチャンカいってるからねー。なんか、なごむんです。
- 街中お祭り
演舞場以外でもどこでもかしこでも踊ってる。勝手にいろんな人が踊ってる。なんだろう、あれ。
- 老若男女すべて楽しめる
若者だけでも、男だけでも、おっさんだけでもなく、全員平等に楽しめる。これ、実はすごい。
というわけで
みなさんも阿波踊り、是非とも参加してみてくんさい!
僕は来年も東大連で参加します。猪子、よろしくね。